GW始末記 |
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今年のGWも、子どもの頃の夏休みみたいにあっという間でした。世間ではGWどころではない人も多いので浮かれたことばかり書けません 。 幸いにも今年はカレンダーどおりに休めたので簡単にレポートを。 今年も牧野さんと高知県中野川へ。途中から野牛田島の守も合流です。これで5年目ぐらいと思いますが、これまでで最も釣れませんでした。管理人の野崎さん曰く、1ヶ月遅れ。見 る限りでは、山はいつものように芽吹き、季節の花は咲いているのに水の中の春は遅いようです。 例年なら一日で50匹はかたいのですが、25cmのアマゴが最高で数も伸びません。大物が出るのも遅れています。くわえて2日目の午後からは雨となり、さらに魚の活性が下がり、ましてや我々の活性は完全にダウンし、すごすごと中野川を後にしました。 やはり、愛知までは遠路です。還暦を迎えた金八先生(武田徹夜)で走るので、後部座席のシルバーシートに深く身を沈めた(体重で沈んだ)とたんに眠りにつき、気がつけばまもなく名古屋でした。 4日は恒例のOさんの別荘で山菜テンプラの会。例によってまったく手伝わず、ひたすら食べるだけ。今年はカバちゃんお得意のマダイの塩釜焼きが出て、おいしかった。 荒川縄文人がくるみの新芽のテンプラを出してくれて、これは大きい方に効くとのことで、食べ過ぎると腹に悪いそうですが、私には適度に効きました。 あぁすっきり。 7日は石徹白C&Rにいき、テンカラ初心者2名と、餌釣りのベテランに講習。石徹白のC&Rも数日前から釣れるようになり、この日も活性が高く、皆さんに釣ってもらいました。テンカラはキャスティングが半分を占めるので、最初は釣れなかった人も的確に飛ぶようになったらバタバタと。 この日、花粉症の鼻スプレーと目薬を忘れました。まぁ大丈夫だろうと鷹の首をくくっていたのですが、ひどい目にあい、目なんぞは真っ赤な上に涙が止めどなく流れ落ちる、まるで三重 県名張の赤目四十八滝状態でした。 幸いにも鼻はレーザーで焼いた効果があったようで、今年はひどい発作マグナもおきず、この日もダイジョブでした。レーザー効果が来年ももつかわかりませんが、健康保険が利いて7千円ぐらいなので、花粉症で悩んでいる人にはお薦めかも。 8日は地元足助(あすけ)の「いろは釣具店」主催の足助テンカラ教室です。 今日はそのままコンビニか銀行にいける恰好です。メガネの上からオーバーグラス。そう言えば北の将軍様もこんなゴーグルかけていたような。 この講習は今年で15年か、もっと長いかもしれません。 今年の参加者は15名くらいでしょうか。私一人では講習できないので、今年もサポートをお願いしました。顔は怖いが心はやさしいFさんをはじめ、皆さんが初心者に講習してくれたおかげで、参加者から丁寧な指導でよかったというサンクスメールいただきました。 テンカラはコマセのいらない釣りですが、私の場合、コマセを撒きます。いいかげん毛バリです。好きなだけ持っていって言ったら、手の平に握りしめるほど持って行こうとする人がいるので(誰とは言いませんが)、テキトーにしてもらいました。毛バリは自分で使うより人にわけるために巻いているようなものです。1本50秒で巻けるので負担ではありません。 講習でいつも言うことはまずオヤジギャク。ここでほぐした後にキャスティング練習すると適度に力が抜けていいのです。テンカラはキャスティングが命。芸能人は歯が命、スポーツマンは眼が命。 今回の講習のテーマはポイントは自分で作れということです。人が打たないところはどこか、無数にあります。まさかりかついだ金太郎のようなところまで打ってみる。上流に行ったら一度、振り返ってみれば下流からは見えなかったポイントがそこにも、ここにも。ほらね。そんな話です。 で、釣れたのか。今年は風が強かった。それにくわえて晴れ過ぎました。風、快晴、GW最終日というテンカラ三重苦だったので講習中に釣れることがありませんでした。これは言い分けの定番です。解散した午後、皆さんそれぞれの場所に入ったのですが、それはtaiseiさんのブログで。 6/4-5と石徹白でチャリテンがあります。自転車を使ったテンカラではありません(そんなことわかっとる)、ぜひ大勢参加してください。高速1000円かどうかが、参加者の人数を左右しそうです。
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