ウラジオストクのテンカラ

 

日本海を挟んで新潟の対岸にウラジオストクがあります。日本にもっとも近いヨーロッパと言われるウラジオストクへは新潟空港から1時間半。ここに住むセルゲイとお互いヘタな英語でメールのやりとりをして1年たちます。向こうでもテンカラをする人たちがいるようで渓流や魚の写真を送ってきます。

緯度は北海道と同じなので日本と同じヤマメ、オショロコマがいるようです。他には日本にはいないレノック(小口マス)とグレーリングが対象のようです。

本流テンカラや天平テンカラがほしいというので、最安値で釣具店で買って、これまで3回送ってやりました。その他、サンスイのラインとか、私のDVDも。

ウラジオストクに来いというのですが、アメリカに行くように簡単ではないようです。ウラジオストクはロシア太平洋艦隊の軍港で、噂によればロシアの原子力潜水艦の廃船を集結してあるなどで、個人旅行は厳しいらしいのです。確認はとれていませんが査証取得には事前に宿泊するホテルの領収書が必要だとか。

セルゲイにどこに行くのかと聞いたところ、ウラジオストクから車で200~600マイル走るとのこと。そこにホテルがあるとは思えず、間違いなくキャンプでしょう。

あと言葉の問題があります。しょせんテンカラのことなのでテンカラだけであればカタコトの英語で通用すると思いますが、細かいことになると通訳がいるでしょう。通訳? 用意するので問題ないとセルゲイは言うのですが・・・・

一度は行ってみたいウラジオストクですが、いろいろな問題が壁になっています。誰か私も行くという人いませんか(笑)。私に任せろとか。そういう人にはスパシーバです。