川越トラウトフェスタと福田サンタの贈り物

 

今年も12月4日(日)埼玉県の川越水上公園のトラウトフェスタでテンカラのデモをしてきました。残念ながら前日3日(土)の群馬県吾妻川のイベントが中止になってしまいました。2日(金)に上流ダムの放水が決まり、ダムの悪水が流れることがわかったので事前に中止となりました。

3日は悪天候だったので結果的には中止になってよかったのですが、風雨の悪天候の翌日とあって会場は朝のテントの設営から強風に見舞われ、テントを張るのも一苦労です。一番心配なのは強風で竿が倒れることで、あるブースでは一気に10本ぐらいの竿が倒れてしまいました。

10時半からのテンカラのデモにはたくさんの桜が咲きました。フライのイベントの中でテンカラで孤軍奮闘。誰もいないと寂しいだろうと倉上さんを筆頭に大勢がサクラで来てくれたのです。デモでは数名のサクラがかねての打合せどおりの質問をしてくれて、スムースに運びました。

倉上軍団は前日に小菅で釣りと忘年会をやり、翌朝、その足で来たのですが、前日、焼き肉をたらふく食ったと聞いてもクヤスイと思わなかったのはダイエットの成果だろうと思った次第。

もちろん、サクラではなく本気で来た人もたくさんいました。東京トラウトカントリーのイベントのゲスト下田さん、吉田さんは地元です。その他、遠路、静岡からは数年ぶりに会ったシニムラ・・、もとい西村さんとか狩野川の古見さんなど。皆さん本当にありがとうございました。おかげで寂しい思いをすることなくデモの見学者は昨年を上回り、主催者もシマノも喜んでいました。

デモといっても普段の講習で言うことと違いはないのですが、フライマンが多いので強調したのはテンカラはフライの5倍釣れると簡単の2つです。簡単でしかも5倍釣れるとあってはフライマンもグラッと来るようでデモの後のキャスティング体験には、フライだけどテンカラをやりたいという人や個人的な質問も多くありました。シマノの話では竿の販売からみると確実にテンカラ人口は増えていると確信しているようです。

そこに横浜から福田さんが少し早いクリスマスプレゼントを持ってきました。「これをどうぞ、皆さんで分けてくださいと」開けてビックリ! ビックマックではなく福田さん手作りの仕掛け巻き、ハサミケース、ラインカッター、携帯ストラップ、ブローチではないですか。並みの数ではありません。全部、手で一つ一つ掘って、着色したものです。

これをただで分けるなんてことはできません。簡単にできますよと福田さんは事もなげに言いますが、時間と努力と根気とアイデアをただでもらうことはできないと思い、これをこれからのイベントで売り、売上を震災などに寄付することにしました。値段は倉上さんと相談して決めます。

当日、即、買いたいという人たちが出てあっという間に10500円になりました。お金の管理は私がします。年末ジャンボ宝くじで1億円にしてみせますのでお任せください。