またまた甲斐なく |
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6月の涙の撤退から2ヵ月、先回のリベンジと満を持してイントネシアから甲斐さんが再訪したので、夏の源流ということで開田に案内しました。メンバーは杉本さん、サンデー毎日の牧野さん。ベースはプチビラMTおんたけの鈴木さんのペンションです。 ウーンとしか言いようがありません。なぜ、なぜ?それがわかるなら教えてほしいのです。ウンスンでした。魚もお盆の釣り人の相手でよほど疲れたのでしょうか。それとも少し遅いお盆休みをとったのでしょうか。 私はまったく信じていないのですが、月の満ち欠けと関係するのではと思ったりしちゃいました。月例は2.46〜3.46だそうで、三日月より細い月が出ていました。新月から三日月にかけてはダメなのでしょうか。信じてないのに訊いてどうする。 開田のいろいろな川を回りました。初日の午後のある川などは先行者はいない、平水、適水温なのにウンスン。母をたずねて三千里のマルコのように、魚たずねて3000km。なんとか釣ってほしかったのですが、よほどインドネシアで困る子をしているのでしょうか(クルシイ)。 夕マズメになってほんの少しイワナが相手をしてくれましたが、新種のキノコのソレダケ。あるいは真っ暗になる午後7時ごろからスイッチが入るのかもしれませんが、その頃からは酒のスイッチが入る時間です。 まず乾杯のビールで喉をしめした後、酒に強い甲斐さんの所望でウイスキーになり、酔ったサンデー毎日の牧野さんのカミングアウトがあって標高1200m、気温23度の快適な夜が更けていったのです。 今日こそとばかりに翌朝、鈴木さんのガイドで本命の川に行ったのですがなんと無情にも先行者が。それも2台。沢づたいに上がるしかないし、狭い谷なのでまず釣りになりません。またまた涙の撤退です。3000kmを来て撤退する無念さはよくわかります。またまた甲斐泣くです。 その後も、あの川、この沢に入ってもウンスン。一体、どうしたと言うのでしょうか。何か悪いことをしたのでしょうか。確かに牧野さんは・・ですが、甲斐さんにまでは、ほんとうに気の毒です。 標高の低い川なら、この時期の時合いは水温の下がる夕マズメの真っ暗になる寸前とか、水温が下がり切らないところでは翌朝の5時前のほんのいっときになるのですが、この時期の開田を毎年経験していますが、こんなことは初めてです。 甲斐さんもすっかり諦めムードでその夜のバーベQに突入です。広い芝生の上で、星空のもとで汗をかかない快適なバーベQ、肉は飛騨牛。キリンフリーが進みます。庭のブルーベリーが獲り放題で、ブルーベリーの即効性で星がよく見ました。 最近はすっかり肉を控えています。日本人は肉をビタミンに変えることはできないことが先のユタでよくわかりました。日本人は米と魚とミソと野菜があれば健康なのです。肉を少しにしようと思っていましたが、ついつい人のものまで手を出してしまい、翌朝は久しぶりに膨満感。 この後、甲斐さんは再度、大井川源流に行くとか。本人は懲役はあと3年と思っているようです。なんとか3年でお勤めを終えて、シャバに帰ってほしいものです。そうすればいつでも行けるから一緒に行きましょう。ただし、私が生きていればですが。
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