トラウトフェスタ2015 |
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12月6日の埼玉県川越のサンスイ主催トラウトフェスタは今年も快晴だった。このフェスタに10年近く出ているが雨になったことはないので、私はやはり晴れ男なのだ。 晴れ男のハレの舞台が30分間のテンカラのデモンストレーションである。時間は12時半から30分。例年にも増して参加者が多い。「押さないでください」という声も出たり、よく見えなかった後ろの人が、ジャンプしたら捻挫したそうな。 シマノと入念に内容を打合せしたつもりが、なぜか快調に口がまわり、あれもこれもと喋った。では、そろそろキャスティングに移ろうかと思ったら進行係からあと3分のコール。 なぬ!あと3分。そんなにしゃべったのか。それくらい口がよくまわった。寒空の参加者がこおりつくようなギャグを交えて。 仕方ないのでキャスティングは本流テンカラNPでわずか3回振っただけであった。「ハイ、このようによく飛びます」でお終い。 話が面白かったのでよかったという声もあったが、デモに集まった半数の人はテンカラ未経験だったので、キャスティングを見てもらえなかったのは申し訳なしである。 来年はキャスティングだけやろうと今から考えている。生きていれば。まだ入れ歯ではないが、この歳になると来年生きている保障はないのだ。 今年はシマノのブースにフライの里見さんが初参加である。シマノから新しいフライロッドが出たのでその紹介のためである。 また、佐藤成史さんも佐藤さんブランドのフライブースに初参加である。フライフィッシングの里見さん、佐藤さんの両巨頭とテンカラの巨体の私が集まった。 里見さんも佐藤さんも、もの腰柔らかで自己主張はしないが絶対的なゆるがない信念があるのを感じる。腕の良さは言うに及ばずである。 開場前にすでに長蛇の列である。開場と同時に走ってお目当てのブースに。たしかにブランド品が超安値で出ているのだ。 シマノのブースで話していると背後から引かれる気配が。ウン!なんだ?と振り向くと礼をされた。背後霊か? 吉田毛鉤会の吉田さんである。毎週の東京トラウトカントリーの講習の忙しい合間を縫って来場してくれた。ありがたいことである。 なかなか関東で講習会や釣りをする機会がないので、このフェスタが唯一、皆さんに会える機会となっている。吉田毛鉤会、武蔵野テンカラ会、バーブレスフック 普及協会の皆さんにお会いできた。「やぁこんにちは。一年ぶりですね。七夕ですね」 こちらで講習会はないのかと聞かれるので、決まっているのは。 4/16-17 小菅川でバーブレスフック普及協会主催のテンカラ講習会。昨年に続き2回目。 4/30-5/1 倉上老眼テンカラ本舗主催で、栃木県内で予定されています。 なお、地元の愛知県では4/8、4/15、4/22 愛知工業大学公開講座で毛バリ巻きとテンカラ講習会、希望者には実釣講習があります。その他計画中。 私のHPのイベント案内に随時アップされますので見てください。 今年もあと20日余り。そろそろテンカラは竿納めにするか。しかし、釣れてるよ、の情報があれば歳のせいで腰が重くなっているものの、まだやる気十分の年の瀬である。 *川越水上公園の流水プールではテンカラOK。この日もフェスタに参加の人が2時間で爆釣り。他の人に申し訳ないと言いながら戻ってきた。テンカラのクイクイ毛バリをみていないので、管理釣り場では最強である。
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