ジャパンフィッシングショー2016

 

今年のフィッシングショーの目玉はつり人社のブースで倉上さん、吉田さん、私の「爺2プラス1」の3人によるテンカラトークである。そんなものがフィッシングショーの目玉であるわけないが、つり人社がトークを企画したことが初めてだからだ。

時間はわずか30分。テンカラトークの前後のそれぞれ30分はルアーのトークである。ルアーは押すな押すなであったが、テンカラになると潮が引くように人がいなくなるのではないかと恐れた。

しかし倉上軍団、吉田毛バリ会から、いやいやながら動員されたサクラ組が約半数いた。このためガラガラな事態にならなかったので、進行役のつり人社の魔野さんもホッと胸をなぜたのだった。当然、自分の胸です。MCの胸ではありません。

それぞれの毛バリ紹介、テンカラへの思いなどを話したのだが、するまいと思っていても倉上さんとはいつも掛けあいになってしまう。私のバーコードステルス毛バリの毛が少ないところで、どのくらい少ないか?倉上さんくらいと言えば、帽子をとって笑いをとるなどなど。

30分のうち半分以上話してしまい、職業がら喋りだしたら止まらないので申し訳なしと思ったが、後の祭りである。来年はどうするのか。またやれと言われてもネタ切れである。とっくにタネは切れてますが。

その後は3人のサイン会である。雑誌「渓流」「超明快レベルラインテンカラ」「テンカラHit Vision」にサインする。釣りガールなら握手もありだろうが爺2プラス1なので、当然なし。

今年は昨年よりさらに人の出が多い。フジノラインに寄った。ブースを訪ねる人の半数がテンカラとのことである。

今シーズン、フジノラインから「ストレートライン」を発売する予定である。去年の2月から何度も試作を重ねて来た。

レベルラインはテンカララインとして最も適しているが、入門者、初心者にはレベルラインのスプールを手にしてどうしたらいいかわからない人も多い。長さはどれくらい? リリアンとの結び方は? ヨレをとらずにカールしたままのラインを使う人もいる。 ラインはカール、おやつもカール。

視認性がよく、ヨレのないストレートなラインができればと思った。さらにマーカーをつければアタリがとりやすいだろう。

そこで30cmのナイロンマーカーをつけ、5cmごとにマークすることでマーカーにもなり、メジャーにもなるというかってない(まだ誰も買ってない)ストレートなラインを目指した。本格的なシーズン前には発売の予定。詳細は発売時に。

シマノにも挨拶にいかなければならない。渓流関係者に一通りの挨拶。渓流コーナーもテンカラ竿を見に来る人の方が餌竿より多いとのこと。

しばし餌釣りの細山さんとテンカラの話をする。細山さんもテンカラが大好きで、テンカラシーズンになると本流の餌釣り以外はテンカラとのことである。テンカラって面白いと話にテンカラの花が咲く。

今日は日帰りである。いろいろ見たかったが、倉上軍団サクラ組との待ち合わせは3時半。時間がない。会場をぜぇぜぇと掛け足で見てまわる。昨年の肌を露出した美女軍団はいないのか・・・。

サクラ組10名との食事はいつも横浜の沖縄料理の店である。沖縄料理は好きなのでうれしい。一同、オリオンビールで乾杯。私はオリオンビールのノンアル。ウチナ ーのノンアルはすっきりして飲みやすい。

やがて、当然のように泡盛のボトルで乾杯である。独特の匂い(香り)がする。よく嗅ごうと思って鼻に近づけたら勢いあまって鼻の穴にスポッと入ってしまった。

突然ですが、沖縄と言えば普天間である。「沖縄の不都合な真実」を読んだ。普天間移設の裏には複雑な問題がからんでいることがわかる。

会場は暑い。それを見越して今年も半袖である。会場の中で汗をかく数少ない変人だろう。寒くない?と言われるが暑くて暑くて。決して男の更年期障害ではありません。

沖縄の店も半袖。そのまま新幹線も半袖。名古屋でホームにおりたら数名の人が、私をおかしな人、年寄りのやせがまんみたいな目で見るので不本意ながら1枚はおる。暑い。やはりおかしいのだろうか。