親子テンカラ体験と会員交流会

 

7月15日(土)は長野県大町市での親子テンカラ体験だった。親子のテンカラ体験を北の安曇野渓流会(会員100名)がサポートするもの。これも10年近く続いている。

大町は昔、黒部のテンカラ職漁師がいたところとか、毛バリで釣る面白さ、さらに安全な釣り方を説明する。子どもはテンカラといっても何が何だかわからない。池にいるニジマスとイワナのことも知らない。

親だって何も知らない。でも、知らなくてもまったく構わない。大きくなったらテンカラをやってほしい訳ではない。親子で魚を釣って、家族で食べた経験はずっと残ると思うので、その想い出になればいいと思って続けている。

 

 

翌日は会員交流会である。会員でなくても参加自由のゆるるるーーーい会。今回講習を受けたのは7名。

うち女性が1名である。東京はスカイツリーの近くに住んでいるとのこと。

一昨年の12月、埼玉川越のトラウトフェスタで、私のテンカラのデモンストレーションを見た女性らしい。この日は30分の持ち時間のうち、27分話してしまい、キャスティングデモはわずか3回竿を振っただけという日である。

この日、デモに来た人に毛バリを配った。これはテンカラの「こませ毛バリ」である。こませ毛バリは魚を釣るためではなく、人を釣るためである。

この毛バリにはテンカラウィルスがついている。その毛バリをもらった女性が感染してしまい、ウィルスの元を訪ねてはるばる東京から1泊2日で来たのだった。

竿とラインは用意していたが、例によってD社のカチカチの竿とまったく見えないピンクのレベルラインの組み合わせである。

フライフィッシングをしているそうだが全然飛ばない。竿はそのまま使っててもらい、ラインをストレートラインに替えるとまずまず飛ぶようになる。

すっかりコンパクトでシンプルなテンカラにはまってしまったようだ。2本のフライ竿と2つのリールは売るとのことである。

詳細は、当日、千葉から参加したタツおうさん、埼玉のノムリエさん、北の安曇野通信をご覧ください。