その夜は「民宿ささき」泊りである。夜は定番のブタ肉のシャブシャブである。ともかく食べきれないほどある。
5人前の大皿に盛られた肉のうち、半分は私が食べたのではないかと言われたが、そんなに食べただろうか。
最近、食が細く、どこか身体が悪いのではないかと思うほど食欲がないので、半分を私が食べることはあり得ないのだが。
その夜は部屋飲みでワイワイと今シーズンを振りかえり、来年の夢を語り、12時に寝る。
16日は曇りである。水はまだ10cm以上高いが、すでにクリアである。小田川さんの依頼で友人である餌師の古田さんの講習をする。
キャスティング練習は、釣り百景を参考にしてきたようで基本はできているが、前振りが強いのでそこを修正。
1. レベルライン4号のカールが強いので、レベルラインを親指の腹が火傷するくらい強く引いてまっすぐにする。ラインがカールしていると微妙なアタリがとれないからだ。おやつはカールという古田さん、納得である。
2. この日の条件では魚は水面に出ない。水中で食わせるためにビーズヘッド毛バリを水深に応じて使いわけること。
3. アタリはラインでとる。そのためにラインとハリスの結び目が水面に着くくらいにして、ラインが水面に垂直になるようにして流す。
4. アタリはラインのかすかな変化に出るので、おや?と思えばともかく合わせてみる。経験をつめば魚が食ったアタリとそうではないのがわかる。合わせないことにはわからないからだ。
などなどポイントごとに説明。
メキメキ腕を上げる。わずか2時間、100mの間でこの悪条件の中でイワナやアマゴを数匹である。すっかりテンカラのトリコになりましたと、今度、先生にトリコロールを持ってきますとのことである。
本流が竿が出せないのでC&R区間に集中した。さらにフライフィッシングの講習会もあったようで、余りの人の多さに本流アマゴも驚いたようだ。濁りがとれたので魚も警戒したため2日目は大きなアマゴは出なかった。
私は1999年からC&R区間に関係しているが、次第にアマゴもイワナも少なく、小さくなっているので今後が心配である。それにしてもニジマスが多い。本来、石徹白の在来渓魚を殖やす目的のC&R区間にニジマスはいてはいけない魚である。
この石徹白の集いには2日間で21名が集まった。キャンセルを含めれば30名が集まるはずであった。参加者の中からまた石徹白に集まる機会があればいいという声があがったので、
来年5月18日(土)、19日(日)に石徹白でテンカラミーティング2019を開催する予定である。
日時は変更の可能性があります。
漁協組合長の承認、駐車場の使用許可をすでに得ている。ぜひ、今から参加を検討ください。
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