その後は、DVD「数か尺ものか
テンカラ新戦術」の高橋さん、西郷さんがなぜ数が釣れるのか、大物を狙って釣れるのかを映像を見ながら解説する。
私からも撮影秘話を少し。この撮影には5日間かかっている。この間、カメラに撮られているときは同じことでもいいので、ひたすらしゃべり続けることを監督としてお願いした。これは過酷である。
普通はこういうことはしない。後から映像を見ながら、声を被せる。しかし、これでは臨場感がない。状況に応じてしゃべることが映像と被ることで、臨場感が増す。さらに、そうかこのときにはこんなことを考えているのだ、ということがわかるからである。
その後は、ClearWaterProject(CWP)の西山さんによる、愛知県段戸川のC&R区間設定のプレゼンである。これは重要な問題を含んでいるので(その2)でレポートする。
バザーの買い付けをした後、ミーティングはここまである。5時からはパーティ。例年、あっという間に食べるものがなくなるので、今年はがっつりと炭水化物系のカレーと焼きそばを頼んだので、まずまず満足したと思う。
1時間たって突然、場内が暗くなる。どうした?
停電か。突然、音楽が鳴り、キラキラ衣装の歌手が歌い出すのでみんなビックリである。御浜こうじ(みはまこうじ)のオンステージの始まりである。久保さん、西尾さんと入念に計画したパプニングである。
テンカラ仲間の、ぼく久保の久保さんの歌手名が御浜こうじである。浜の工事からとったようではないようだ。印刷会社の経営のかたわら、歌手活動をしていてテレビなどにも出演している。
歌手の前座(今は前座と言わず、ゲストというらしい)だけあってさすがに上手い。4曲歌って盛り上げる。
実はパーティーが始まっても久保さんは何も食べない、飲まないのだ。なぜ?と聞いたら歌えなくなるから。 ♪あぁ、ながらがわぁ・・ゲフッ さすがにプロである。歌い終わった後の、久保さんの食べ物、飲みものを確保しておかなかったのは迂闊だった。
最後は恒例の抽選会とゲストとのジャンケン大会である。メインはPackテンカラ3本+1本である。
いつもの最初はグーである。海咲さんが「私、すなおですよ、最初はグーですよ」と言っているのに、最初はグーのあとのジャンケンで、グーやチョキを出す。またまた「私は・・・」
つまり、最初はグーの後は、グーを出しますと言っているのだが、チョキやグーを出す。さすがに6回もくりかえせばわかるはずだが、それでも勝てないオバカちゃん。
最後に残った一人がゲストとジャンケンして勝てばゲット、負ければ最初から。負けろコールの中、ゲットする人、負ける人で悲喜こもごも。
スズヤンはPackテンカラを買ったが、ジャンケンにも勝って竿が2本。今年から息子がテンカラデビューするそうである。
ここで奇跡が起きた。東京から参加したKさんである。Kさんは聞けば、誰しもが「え!本当?」と言う職歴であるが、ここでは関係ない。
ジャンケンには60名が参加し、Kさんはそこでトップになった(1/60)。1回目は海咲さんに負けたが、次の全員ジャンケンでまたトップ(1/60)さらに次は海咲さんに勝った(1/2)
つまり確率1/60×1/60×1/2で勝ったのである。なんと0.0001%の確率である。これは奇跡である。こんなことは二度とないだろう。ということでKさんは今年のテンカラ運を使いはたし、その先の先までの運を使ってしまったのだった。
2年後も生きていて、元気で、やる気があれば、また開催するつもりである。
写真は皆さんから。ありがとうございました。 |