ああ、太田切川講習会 |
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6月9日(土)は長野県駒ケ根の大田切川(おおたぎり)の講習会。10名限定だったので、あっという間に満杯に。詳細はアングラーズパラダイスをご覧ください。 当日の様子がドローンの動画で観れます。 参加の一人が、長野県霧ケ峰でCafe霧夢(きりむ)のオーナーの鳥山さんである。私の『超明快レベルラインテンカラ』が 赤ペンで真っ赤になるくらい読んでくれているそうである。 Cafeを営みながら、山岳ガイド、スキーガイドなど多彩な仕事をしているようである。すばらしい渓相の渓流でテンカラをしているとのこと。宿泊もできるとのことなので、この夏、訪ねてみるつもりである。 今日がテンカラ初日の2人が「テンカラBBキット」だったのはうれしい。今日が初めてとは思えないキャスティングである。テンカラはキャスティングが半分。魚さえ出れば釣れるのは間違いない。 その他、ほとんどの人が「渓流テンカラ」である。Patagoniaの竿を使用している人が唯一。Patagoniaというブランドで買ったようだ。ちょっと振りにくそうだったので私の渓流テンカラをしばらく使ってもらう。 「なんですか、この竿、全然違います」 「私もそう思います」 今回、たまたまではなく、またまたボウズだった。10名のうち、唯一、型を見たのが地元のFumiAさんである。27cmと20cmのイワナだった。 大田切川は上流の中央アルプス宝剣岳(2931m)の下流で、雪代や増水した水が急傾斜で一気に天竜川まで流れ下る川である。
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この近くには大田切川、中田切川、与田切川で、あわせて三田切と呼ばれる川がある。田切は激しい水の流れが田を切るからという説があるようで、中央アルプスからの出水がいかに激しいかを物語っている。 講習会の場所は、河原の幅が広いところで100mほどあり、そこを人工的に低い堰堤と石で敷き詰めた場所である。石はコンクリートで固めている。親水公園としての機能もあるようで、水遊びする人達も多かった。 そのような場所なので、私も参加者の間をまわりながら竿を出したが、コツアタリもない。魚がいればなんらかのアタリはあるのだが、まったくである。 この区間は以前はC&R区間だったので、その頃は何度か竿を出したことがある。老眼テンカラ本舗の講習会も開いたことがあった。 その頃は放流もあったようで、そこそこ型をみて楽しめたが、今はC&R区間ではないので魚が薄いのは仕方ないのだろう。 なんでそこで講習会をしたのだと言われそうである。たしかにそうなのだが10名が一度にとなると広い場所がどうしても必要で、そのため魚が少ないのは仕方がない。 私の講習会はテンカラの基礎を聞いて、見て、体験して、それを自分のフィールドで活用してもらう機会としている。無料で、プレゼントもあるのはオヤジギャグを聞く我慢料のようなものである。 暑い日だった。ジリジリと肌が焼ける音がする。水が欲しい。昼にノンアルビールをどうぞという人がいてありがたかった。私の命の水である。プッファぁ、美味い。私はノンアル好きですよ。 7月からペットボトルのノンアルビールが出るそうで、うれしい夏になりそうである。
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