Chabacco

 

まもなく新茶の季節。令和の始まりとともに、令和新茶が飲めるのもまもなくである。

ともかくお茶が好きなお茶爺である。一日、10杯は飲む。今日も朝から2時間ですでに4杯。それも湯のみの底が見えない濃厚なお茶である。

本当にいいお茶は香りとともにさわやかな甘みを感じる。この甘みはご飯の甘みと似ていて、砂糖や人工甘味料とは違う口に心地よく甘みが前に出ない自然の甘さである。

準備がある。まず湯飲みを温めておく。一度、沸騰させ、70℃くらいまで冷ましたお湯を注ぎ約40秒待つ。ラーメンで4分待つことを思えばこの時間は短い。

急須を回さないで注ぎ、最後の一滴まで絞り切る。最後の一滴にお茶のエキスが詰まっている。これだけの作業をへておいしいお茶が飲める。

お茶でシャワーし、シャンプーするくらいに飲むのでカフェインに強い。夜眠れないとき、起きてお茶を飲むとぐっすり眠れるくらいに強い。

お茶を飲むと眠れないという人がいる。家内は午後にお茶やコーヒーを飲むと夜眠れないそうである。カフェインのせいではなく、昼寝のしすぎではないのか。毎日がねぶた祭りなのだから。

Chabacco(チャバコ)にバリエーションが増えた。チャバコはお茶どころ静岡県の、さらに男女ともガンで死ぬ人の割合がもっとも少ない掛川市の会社が作っているものである。お茶がガンの予防になることが明らかにされている。

タバコをギャグってチャバコである。さらに「チャバコの味は、あなたの周りの人、特に家族や会社の同僚、取引先などの機嫌に好影響を及ぼす可能性があります。お飲みになる際は、周りの人もお誘いのうえ楽しみましょう」という警告文?つきである。

ギャグ好きにはチャバコといい、警告文といいGoodである。種類は深蒸茶、抹茶、玄米茶、ほうじ茶、花粉症に効果があるとされる紅ふうき、そしてオーガニックの煎茶である。

それぞれ粉末ステックになっていてホットでもアイスでも手軽に味わうことができる。

私はテンカラの時は、深蒸し掛川茶を使っている。ペットボトル1本で1袋であるが、日頃、薄いお茶を飲んでいる人には濃すぎるかもしれないので、半分で十分である。

いつもコンビニで買うとき、濃いお茶を飲んでいるものからは、正直、これがお茶か、水を飲むよりいいかなと思いつつ買うが、水さえあればいつでもどこでも、渓流でも綺麗な沢水であればお茶が飲める。この手軽さは他に代えがたい。

講習会で紹介する予定である。