平谷湖フィッシングスポットチャリティテンカラ大会

 

遅れている紅葉がやっと平谷にも降りてきたようで、平谷湖フィッシングスポットにも 錦秋の到来である。

朝7時開場。午前中のフィッシングスポットは5mおきに釣り人が並ぶ満席状態。多くはルアーである。半日券もあるので午前中だけの人も多いようだ。

11/9(土)はテンカラ講習会。地元の子供たちと、フィッシングスポットに来ている人でテンカラを体験したい人のための講習である。

チャリテン主催者のプチビラMTおんたけの鈴木さん、西尾さん、私の3人が 毛バリをとっかえ、ひっかえ、あれや、これや、あること、ないことレクチャーするので皆さん、ミシミシ腕が折れる。腕が折れては大変だ。メキメキ腕があがる。

その夜はコテージ泊である。自炊施設が完備している。鈴木さんが「カボチャほうとう」とムカゴご飯を作ってくれる。カボチャ男でほうとう息子 だった私の大好物である。

以前、山梨でカボチャほうとうと「ぜんざいほうとう」を二食、完食したことがある。「ぜんざいほうとう」はぜんざいの白玉の代わりに、ほうとうが入っているようなもので、胸焼け必至であるがペロリ。

鈴木さんのカボチャほうとうは美味い。カボチャ味の汁がサラッとしていて腹にズッシリ来ない。調子に乗ってほうとう8杯とムカゴご飯2杯である。

皆さん驚くが満腹感はない。そのあとで差し入れの大きな最中を2つ食べて、あぁ!幸せ。平谷の夜を安眠で過ごしたのだった。

 

 

明けての朝は快晴。朝9時からチャリティテンカラ大会である。参加者は11名。この日も来場者が多く、大会の場所が限定されているので適正な人数だった。

途中でバレたのは含めず、リリースした魚の数の自己申告である。ゆるーい、ゆるフンルール。ゴールデントラウト(黄金マス、アルビノ)賞も用意。

ハーフタイムで休憩をかねて、うまか棒や私の家内の作ったテンカラウイルス入りのケーキを食べてもらい、さぁ後半だ。

3時間の釣りで、優勝は浜松の袴田さんの36匹(だったかな)、2位は地元の加藤さん、3位がさいたまの石井さんである。それぞれに賞状。賞品は開田高原霧しなのソバなどである。

ゴールデントラウト賞は3匹を釣った田中さんの娘さん。総数でもお父さんより多く、早くも親を越えたか。

優勝した袴田さんはダントツに数が多い。いっときは入れ掛りである。対岸のルアー、フライマンは唖然。この人、何者!

なぜか? 仕掛けが長いのだ。竿は3.6m以下のルールなので3.8m渓流テンカラをズームで3.4mにして、4号のレベルラインを6m。これにハリスを1.5m。毛バリは ソフトハックルの沈み系のテンカラ毛バリである。

近くにいる魚は散々毛バリを見せられているが、遠くはそれだけ毛バリを見る機会が少ない。誰も到達できない10m以上向こうの魚に向けて毛バリをクイクイ。

こんなに動くもの見たことないぞ。これはナンダベ?とワラワラと競ってチェイスしてくる。遠くの魚を狙うのが数釣りのヒントである。

釣った匹数×50円が寄付金。ただし上限は1000円である。今回、8400円の寄付金が集まった。これに毛バリBoxが5個売れたので計13400円 である。これで回らない寿司屋で時価の大トロやアワビをゲフッとなるまで食べるぞ。

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