久保さんのディナーショー

 

テンカラ仲間のボク久保の久保さんのディナーショーに昨年に続き家内ともども招待された。

久保さんは愛知県一宮で印刷会社経営の傍ら、歌もプロである。

歌手名は御浜こうじ(みはまこうじ)。電気工事、道路工事、ガス工事ではなく、まして浜の工事でもなく、生まれが三重県七里御浜(しちりみはま)なので、そこからとったとのこと。

父親もプロ歌手でその血を吸った、ではなく引いたようでさすがに上手い。

桜ゆみのディナーショーなので、そのゲスト(昔風には前座)で出演である。

3時間のショーの間、歌あり、太鼓あり、沖縄エイサーあり、歌手兼作曲家とのデュエットありで楽しませる趣向である。

昔で言うおひねりは、今はのし袋で渡すようで、1曲歌う間にたくさんののし袋をもらう。いったいいくら渡すのだろうか。

久保さんに聞いてみた。気持ちなので、いくらでもいいのです。野口さんのこともあるし、諭吉さんのこともあるようだ。

桜ゆみは地元岩倉の出身。本当に上手いと思うが、世の中にメジャーデビューを果たしたい人は無数にいるのだろう。

メジャーに出るにはただ歌が上手いだけでなく、運や人間関係などさまざまなものが絡むに違いない。

6時のディナショーの開始前は、昼ごろから、日頃、カラオケで鍛えている人たちが順に歌う。今回は47名だった。3番までフルで3野口、2番までで2野口らしい。ほとんどが3番までである。

一年の成果を皆さんの前で披露する。ほとんどが高齢者である。歌が生きる活力になっているのだと、私も元気をもらってディナーショーを後にした。

あんな風に歌えればいいな。といっても私がカラオケで歌うことは、これまでも、これからもない。