地元、豊田市郷土資料館で1/19〜3/24、タイム川ベラーが開催されるので、1/18に内覧会に行ってきた。
豊田市を流れる矢作川(やはぎがわ)の源流は長野県、岐阜県にまたがり、100kmあまりを流れて三河湾にそそぐ川である。
豊田市は平成の大合併により長野、岐阜の県境まで拡大したため、市内には矢作川の支流が無数にある。3/1よりC&R区間となる名倉川水系の段戸川もその一つである。
矢作川の中流域にあるのが紅葉の香嵐渓で有名な足助である。遡れる限りでは明治時代には支流の巴川を漁場にしてアマゴのテンカラ漁が行われていた。
私は明治から大正にかけてテンカラ漁をしていた古老を訪ね、当時のテンカラの服装、仕掛け、つり方などを聞き、それを「科学する毛バリ釣り」に書いた。
展示会では再現した当時の服装、竿、仕掛けなどが展示されている。また2/24には体験講座「教えて!テンカラ大王 ー釣りの歴史と毛バリ作りー」がある。
展示会には貴重な展示品があるが、所有者の許可なく撮影、SNSなどへのアップができないとのことである。このページの写真も私に関することだけであり、展示会にきて会場で見るしかない。
ということでぜひ豊田市へ。東京→名古屋は「のぞみ」なら1時間50分であるが、豊田市の自宅へは名古屋から最短で1時間20分。
世界のTOYOTAの街であるが初めて豊田駅に着いた人は「え? これが世界のTOYOTAの玄関口」と驚くようだ。東京の都心から電車で50分も走った郊外の街よりこじんまりしている。
駅から10分歩けば矢作川である。遠くには奥三河の山並みが。わずかな都会とまだまだ豊かな自然のほどよいバランス。
そんな豊田であるがぜひ来てみりりん。みりりんは自転車のチリリンでもなく、お金がチャリンでもなく、味醂でもなく、みりんである。来てみてねの三河弁。
矢作川水系のテンカラ釣り場を案内します。
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