段戸川倶楽部発眼卵放流

 

11/7(土)は段戸川倶楽部によるC&R区間への発眼卵放流。今年で4年目である。

今年はクラウドファンディングにより目標額15万円に対し203%の資金が集まったので、82,000粒の卵を埋設することができた。昨年までは20,000粒だった。

C&R区間には少しずつアマゴが増えている。名倉川漁協の安藤組合長から今年度、初めて黒字になったとの嬉しい報告があった。C&R区間で釣りをする人が増えているのも黒字になった理由の1つだろう。

20名のメンバーにより、C&R区間と支流の小田木川に埋設した。孵化率は80〜90%ぐらいか。2月ごろには1cmくらいになるだろう。

渓流魚の増やし方(水産庁)によれば、自然産卵した卵から全長15cmに育つのは2%とのことなので、発眼卵も同様とすれば、今回の発眼卵から1500匹くらいが15cmに育つのではないかと期待する。

 

 

段戸川は紅葉の盛りだった。橋の上から川をみれば産卵床を掘っているメスのアマゴがいる。その近くをオスが数匹群れているので産卵も近いだろう。

その下流には50cm近いブラウンが待機。産卵した卵を狙っているのだ。ブラウンはアマゴ繁殖の天敵である。

愛知県はブラウンは駆除対象。段戸川倶楽部もブラウンを釣ったら持ち帰り、食べるルールである。今シーズンのテンカラによるブラウンの最大は西尾さんの50cmである。

放流の後は持ち寄りの懇親会。皆さんの持ち寄り料理で、イスに座りっぱなしでゲフというまで食べた。ご馳走様でした。