釣りフェスティバル2020

 

例年の横浜でのフィッシングショーが今年から釣りフェスティバルに名前を変えたが、内容も人の出もこれまでと同じようだった。

会場内は熱気でムンムン。暑い。入るやいなや半袖である。気がつけばこの日、半袖でいたのは私一人。暑くて汗が止まらない。男の更年期障害だろうか(笑)すでにハンカチが汗臭い。

今年のシマノの渓流コーナーは新製品の渓峰NRをはじめ数本が展示されていて、私がシマノにいる間にもテンカラ竿を見にくる人が絶えなかった。この竿はいい、と渓峰NRを手にとってお決まりのポーズをとる。

2/15のキックオフミーティング協賛社のフジノラインにお礼の挨拶。当日、フジノから協賛品としてハリスなどの提供をいただくことになっている。

フジノからストレートラインのメインライン(黄色部分)10m巻きが発売される。チチワをつくる取り付け糸とストレートライン用マーカーを使えば自分好みのラインを作ることができる。

バリバスにも挨拶である。ここもミーティングの協賛社になっていただいた。2430V-WBL。 覚えられないので西三郎の発売元である。バーブレスの中でフッキングの良さとバレにくさはピカイチである。ミーティングで2430の提供がある。

偶然にクリス・スチュワートと逢う。クリスはTenkara Bumを主宰している。2009年にキャッツキルで、2010年にサンフランシスコで会って以来である。奥さんが名古屋出身である。変らず元気だった。

 

 

1時からは本物の出会い栃木のブースでトークと毛バリ巻きである。早咲きのサクラでお願いしていた人たちとサクラでない人で一時は通路まで人があふれ、警備員が誘導にあたる。

ほど集まればいいなと思ったが、コアな人たちばかりで私の話にも熱が入り、さらに汗が噴き出す。

毛バリ巻きは自己融着テープによるいい加減毛バリ、テキトー毛バリである。信じる人は釣れるし、信じない人はいつまでも毛バリの迷宮をさ迷っていなさい。

ただし、あくまで自然渓流の場合である。管理釣り場やC&R区間では毛バリの違いは大きい。

釣りガールの投票が過熱していた。10名くらいの釣りガールから一人選んで投票し、優勝した人が釣りガールとしてメジャーデビューする(のではないか)。そのため私に投票してくださいというアピールがすごい。

還暦はとっくの昔、古希もすぎ、首もコキコキの私も若い女性のアピールに負けて投票。たぶん、この人が優勝だろうという人とパチリ。聞けば、釣りはまったくやったことがないという。そうか釣りをしている人ではなく、釣りガールになりたい人の投票なのだ。

夕方はこれもいつもの関東方面の仲間との新年会。おきまりの沖縄料理の店「ちゅら屋」である。

沖縄言葉で海人をうみんちゅと言うように、暇になったので暇人を「ひまんちゅ」と言うのでではないかと「ひまんちゅ石垣」と改名した。そんな縁もあって沖縄料理は大好きである。

なんと言ってもオリオンビールのノンアルである。グビッと飲んで、目をつむり耳をすませば、沖縄の珊瑚の海が目にうかび、寄せる波の音が聞こえるのだ。

自宅に帰りさっそく2ダースお取り寄せである。重くて宅急便の人、申し訳ない。

次は2/8の大阪フィッシングショー2020。クリアウォータープロジェクト(CWP)のブースで、トーク、毛バリ巻き、Master Tenkaraの紹介である。

おっとその前に1/26(日)は段戸川倶楽部の、卵放流から孵化した稚魚放流と道づくり。2/2は地元、中寒狭川の解禁だ。春は近いが、目は遠い。

ノムリエ

タツおう