2021行く夏を惜しむバーベQの夕べ

 

 

8/28-29は毎年恒例の行く夏を惜しむバーベQである。

場所はいつもの開田高原MTおんたけ

当初は27名の参加予定が緊急事態宣言の拡大とともにキャンセルが次々と出て、最終的に16名に。

参加したのは老い先短い年寄りと、会社から自粛を求められない、いわば会社からどうでもいいと思われているメンバーである。もちろん冗談ですよ。

開田はすっかり初秋の装いである。渓流は光と影のコントラストが強くなり、ときおりの乾いた風にハラッと散った枯葉が落ちて、ピックアップした毛バリに掛かる。

あぁ秋だなぁ。

ソバの花が満開で、その先の御岳山が秋の空にくっきり。こんなにおやまが見えるのも開田はもう秋なのだ。

朝は13℃、窓を閉め、フトンを胸まで掛けて眠る。

 

 

ジャガー加藤が京都の大文字焼きのように開田高原でバーベQしないと夏が終わる気がしない、とうまいことを言う。

そのバーベQにはこれも毎年恒例で一人一匹の魚の持ち寄りである。王滝に入った5人のメンバーがなぜか不思議とイワナが釣れずにアマゴのみ沢山釣ってきてくれたので、一人一匹まかなえた。

最大はボク久保の久保さんの釣った31cmのアマゴである。朱点のごっそりあるキャバクラアマゴである。おいらんアマゴと呼ばれているらしい。

ヒレピンで31cmなので、放流されてから2年はたっているのだろう。至福の味の刺身になってメンバーを喜ばせた。

私もイワナを1匹食べる。あの流れで、ぽっかり浮いたいい加減ドライをガポンと食い込んだイワナである。炭火で焼いたイワナはやはり美味い。

芝生にテントのテン泊組は快適な朝を迎えたようだ。明けての朝も快晴で、それぞれ思いの場所に散って解散である。

来年は祝コロナ克服のバーベQの夕べにしたいものだ。