段戸川倶楽部土曜講習会5/8 1回目

 

今年の段戸川倶楽部による土曜講習会の第1回目は5/8だった。10名が受講した。うち3名が女性である。最近、女性の割合が増えている。

10名の段戸川倶楽部のメンバーが講師をしたので、マンツーマンの熱い(厚い)講習になった。

魚の都合で条件に恵まれなかったが、キャスティング、ポイント、毛バリの流し方、合わせなどのテンカラの基礎が体験できて、今後のテンカラに活かせるだろう。

次回は5/15,22,28日である。私は他のイベントの都合で22日、28日は参加できない。ご了承ください。

段戸川にはブラウントラウトがいて、これがルアーマンを始めとして熱くさせている。講習会前日の放流の後、1時間と時間を決めてブラウンを狙ったら27cm、23cmが出た。毛バリは12番の普通毛バリである。

ご夫婦でルアーを楽しんでいる方の、奥さんの話が興味深い。なんとブラウンが活性すると匂いでわかるとのこと。

奥さん曰く、そのポイントの近くから生臭い匂いがするのだそうで、あそこにブラウンがいる!とご主人に言うと、そこにルアーをキャストして釣るそうである。

歩くブラウンセンサーである。

どうやら、ご主人が70cmのブラウンを釣ったときの匂いが強烈で、その匂いが鼻につくようになり、以来、水中にいるにもかかわらず匂いがわかるようになったらしい。

ブラウンの体表面の粘液の匂いが水に流れ、それがわかるのだろう。感覚の鋭い人にはあり得ることである。

ブラウンを釣りたい人は「奥さん、どこでしょうか?」「あそこで匂います」とお願いするといいかもしれない。