アウトドアグループの講習会

 

7/9-10は開田高原、MTおんたけをベースにアウトドアグループ10名の講習会。うち5名が女性で6名がまったく初めて。6名の竿、仕掛け、毛バリを用意する。

どうも天候がおかしい。梅雨のような天気が続く。カッコーが鳴いている。カッコー、格好、「 」・・

MTおんたけの鈴木さんの話では、昔からカッコーが鳴く間は梅雨は明けないとの言い伝えがあるそうだ。それで納得、まだ梅雨なのだ。

10名は大阪から埼玉までの山、沢、自転車、トライアスロン、カヌー、サップなどアウトドアなら何でも楽しむ遊び大好き人間の集まりである。

サップやります。サップ? ボブサップ? さっぷいギャグ。なかにはヒマラヤのK2に登頂した人もいて、レベルが高いのがうかがえる。

メンバーに帽子屋さんがいて帽子をプレゼントされる。正直、若者向けである。水戸のご老体には若作りで少し恥ずかしい。

座学、キャスティング練習、実釣とスケジュールどおりに進んだが、まったく釣れない。どうした開田高原西野川。

 

 

夕食はチャンコ鍋である。タレが佐渡ケ嶽部屋のレシピとか。海苔の香りと辛味噌でいくらでも入る。身体を大きくするために腹一杯、二杯、これでもかと食べる工夫なのだろう。

といっても昨年10Kg減量に成功し、リバウンドしない身体になった。以前のようにバカ飯は食べなくなったので今回もほどほど。胃が小さくなったのだろう。

K2の食べっぷりに驚く。以前は私もあれくら食べたのだ。

その後はいい加減毛バリ巻きと、百均のフォーム材を使ったいい加減ドライフライ巻き。

「皆さん、今晩は爆釣の夢を見てくださいね」

翌日は岐阜県の里川へ。女性は半額550円である。小さい川なので、2名づつ5カ所に分かれて入る。雨がポツリ、ポツリ。やや、こればいかんぞなもし。

先行者はいない。やや減水だがいい条件だ。トコローガ。ウンスン、誰も彼もウンスン。

いつもなら魚の走る姿を見るのだが、浮いているイワナも、走るイワナもいない。

どうしたのだ。おそらく前の夜、夜半にいっとき強い雨が振ったので水温が下がり、さらに小雨のため水温が上がらないためだろう。ということにしておこう。

いやいや私の寒いギャグのために水温が下がったという噂がメンバーの間であったようだ。

昼すぎは合羽が必要な本格的な雨になり、女性の中には寒いと言う人も出て、これが本当のコールドゲームである。

テンカラは常に天候に左右される。この時期、標高が1200mの開田高原では晴れた方がいい。雨になると水温が下がってよくないことが多い。

魚の気持ちはわからない。魚には気持ちはないけれど、微妙な水温や天候の変化で食い気がかわる。魚はつくづく異種生物である。

なお、毛バリケースの販売で14000円の寄付になりました。全額Water Aidに寄付します。ご協力ありがとうございました。