早川のプレオープンと解禁

 

 

10/22(土)は神奈川県早川の冬期C&R区間のプレオープンに参加した。箱根町と小田原市を流れるので箱根早川と言ったり、小田原早川と呼んだりしているようだ。

地元のオーキさんが、私の他にムッシュ、オータニさん、モンゴルアリカイを呼んでくれた。この日は漁協からお弁当が出て 、しかも入漁券なしでOK。

テンカラからは5名。ルアーは段戸川倶楽部に協力していただいている飯田重祐さんをはじめ、吉田和展さん、地元の村越正海さんなどレジェントが。

放流されてから数日。毛バリを見ていないので、ここはというポイントからは気の毒のような、申しわけないように釣れる。

竿は大物対応のシマノBGテンカラである。 ハリス1.5号。40cmまでなら一歩も下がらず取り込むことができる。今回、テンカラ5名のうち4名がBGテンカラである。大物対応の竿として認知されてきている。

この日の毛バリは通称、金柑毛バリである。グローバグのオレンジをテキトーに巻いたものである。これは隣県の川に通う清水さん、数釣り名人高橋さんに教えてもらったものである。

この毛バリは放流されてまだ毛バリを見ていない魚にはよく釣れるからと。

たしかにポン、ポン、ポンとすぐに3匹。その後も釣れ続ける。オレンジが目立つのか、大きなサイズの毛バリがふわふわ流れるので目立つのか。

白(綿あめ毛バリ)、ピンク(キャバクラ毛バリ)も試したが同じように釣れるので、色ではなくサイズと流れ方かもしれない。

放流ニジマスであるがヒレがしっかりしている。漁協の話ではそのような魚を選んで放流しているとのこと。ロクマルと呼ばれる60cm以上も入れてあるそうである。

この日、1回だけロクマルが金柑をかじったがすぐに見切られる。このサイズにまでなるニジマスは賢い。

3時ごろになるとライズがあった。虫が流れてきたようだ。そこで12番の普通毛バリで少し沈めて流すと入れ掛りに。

アタリがなくなったので今度は綿あめ毛バリに換えるとまた釣れる。この日は魚が多いこととまだスレていないので、ルアーが先行した後でも問題なく釣れた。

23日の解禁日には関東のテンカラ仲間も合流して12名のテンカラマンに。この日はピンク毛バリを主に使ったが金柑同様に釣れる。

こんな毛バリを使っているのは私だけだろうから、いろんな毛バリを見た後でも、これはなんかな?とくわえるのではないかと思う。

餌としてではなく、おや?なんだこれ!と私たちが手でつかむように、手のない魚は口で確かめるのでないかと思う。

金柑毛バリがいつも通用するわけではないだろうが、放流直後なら金柑毛バリはアタリ毛バリの本命かも。

これから大勢の人が入れ替わりでスレまくり、なおかつ自然の餌を食うようになった魚には果たしてどんな毛バリがいいのか、アタリ毛バリを探すのもC&R区間の楽しみである。