テンカラがまったく初めての人はいなかったが、フライをやっていてテンカラをやってみたいという人、フライが面倒なのでテンカラに転向したい女性も。
優勝は来年の早川漁協の年券である。魚は一杯いるので、どこに入ったか運みたいなものである。運とはいっても優勝は60cmで芥川さん、2位は58cmで鈴木さんである。
二人は芝川でも大物ハンターの常連なので、もちろん運で決まるわけではなく、腕が8割、場所2割くらいか。
参加者のそれぞれの毛バリにはエッグ系もあるし、トラウトガムもあり、創意工夫が。
それで釣れることもあるが私の場合、よかったのはいつものバーコードステルス毛バリである。
放流されてから日をおいた魚は餌を食わなければならない。流れてくる餌を食うから普通の毛バリがいいのではないかと思う。
翌日は三島の黄瀬川へ移動。黄瀬川で竿を出している中通しテンカラ竿の扇谷さんに案内してもらう。距離はわずか700m、日釣り2000円。
爆風である。ときどきラインを巻き上げる風が。
扇谷さんの実績のあるポイントで、前日よかった#12のテンカラ毛バリで散々流してもダメ。「ちょっとやっていいですか?」と扇谷さん。
サクッと45cm。なんで。
「今、小さい黄色っぽい虫が飛んでます。水の中も流れているので黄色っぽい16番を使いました」
うーん、C&Rエリアでは毛バリ交換が功を奏することを改めて知る。
1種類のテンカラ毛バリでいろいろなポイントをサッと打って足で稼ぐか、一カ所で毛バリ交換してアタリを待つか。
足で稼ぐのが好きだがいつまで足で稼げるか。ヨロヨロ。
なお、毛バリケースの販売で17120円の寄付になりました。全額Water Aidに寄付します。ご協力ありがとうございました。 |