人口わずか8000人の町の約半数が移住者という。「移住は自由」がキャッチコピーである。平均年齢が40代の、若い人と子どもの多い町である。
講習会参加者も若い人が多い。また女性の割合が高い。移住の町である。新しいことにチャレンジする気風が参加者からも伺われた。
こんな小さな町に留学生を多く受け入れ、新しいことを支援する町の体制がある。町の文化度が高く暮らしやすい町である。
わずか8000人の町にmont bellの店舗が。これには驚いた。なぜなら人口42万人の豊田市にあるのはmont
bell製品もおいてあるデパートのインショップだからだ。
北海道初のテンカラ講習会も町の支援によるものである。新しい企画に支援する。それが東川町の発展につながるならやってみたら精神である。
5日ほど滞在したが、折しも台風11号の影響で蒸し暑い名古屋だったらしいが、1ヶ月季節を先取りしたようなカラッとした天候が続き、「暑がりジェイソン」の私には有り難い数日であった。
暑がりで、夏はサウナにいるような大汗ポタポタの毎日だが、寒さには強いので東川町への移住も・・・。
考えるところであるが、家内に相談したところ家内だけにかないませんでした。家内にはかないません。
70過ぎた女性にとって移住はこれまで培った人的ネットワークを捨て、新たなネットワークを新しい土地で築かなくてはならない。
この歳になると金より人。金持ちより人持である。
安藤さんに東川町近郊の渓流を案内してもらった。わずか20分走ればニジマス、アメマス、オショロコマの川がいくつもあり、50オーバーのニジマスが狙える川も多い。
しかも禁漁もなく入漁料もいらない。
私が東川町にいるなら毎日テンカラをするに違いない。それなら夏だけ移住したら? 家内に聞いてみようかな。
東川町が北海道テンカラ発信の町になればと思う。そのために次回も企画されるなら行くつもりである。愛知が暑い頃なら、いいなと思っている。
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