行かない夏を恨むバーベQの夕べ

 

9月初めの土日は毎年恒例に段戸川倶楽部の「行く夏を惜しむバーベQの夕べ」だった。禁漁まであと1ヶ月もない。あぁ夏が終ってしまう。寂しい。つくつくぼうしも、つくづく惜しいと鳴いている。

今回は25名が参加。部屋泊、テン泊、車中それぞれ自由である。

また今年から冷川「探勝園」の管理者となったyoutuberの安藤さんにも来ていただき、この地の情報も教えてもらう楽しいバーベQとなった。

例年なら10本くらいバーベQで焼かれるアマゴやイワナが出るが、今回は2〜3匹。それも、これは焼いたら可哀相じゃない、という魚たち。

それもこれも御岳山周辺の渓流はどこも大渇水で、いつもなら尺ものが期待できる渓流も20cm足らずばかりである。

それでも夕方になると活性したようで、7時からのバーベQに間に合わないほど楽しかったメンバーも。

 

渇水は例年になく居続ける夏のせいである。爽やかな風が吹き、汗知らずの開田高原もチョコまみれではなかった、汗まみれである。

バーベQは「行かない夏を恨む夕べ」になったが、なにせ飛騨牛の焼き肉とサーバーから好きなだけ飲める生ビールで、そんなこともすっかり忘れて食べて、飲んだ。

生ビールってうまいそうですね。コンプリート下戸の私にはうらやましいことこの上ない。

段戸川倶楽部は飲んで食べるだけでなく検討会も。毎年アマゴとブラウントラウトの釣獲調査をしている。

8月末までのサイズ、匹数をもとに、昨年と比較するなど真面目に意見交換。下戸からするとあれだけ飲んで、よくまともな意見が出るものと感心する。

私なら間違いなく急性アルコール中毒で死ぬ。

段戸川はブラウンが自然繁殖していて、これがアマゴを駆逐するのでは。これは重大関心事である。

イワナがブラウンに駆逐されたところはたくさんある。アマゴよ、お前もか。となるかどうかデータで検証するものである。

バーベQと検討会では終らないのが段戸川倶楽部である。

メンバーに、今年クラウンレコードからデビューした久保さん(歌手名、御浜こうじ)がいる。メンバーへのお披露目で2曲、母へ(おふくろへ)歌ある限りを披露してくれた。

私は歌ある限りが好きである。

来年も計画する予定。来年も暑い夏になりそうな予感。アチィ。