春の芝川テンカラ交流会2023

 

3月25日は終日、小雨。合羽のぬげない雨模様にかかわらず39名が参加。

遠くは、東は群馬県、西は奈良県からの参加。北は長野県、南は駿河湾の海坊主である。

冒頭、雨男の私は「申し訳ありません」

今回はアマゴの放流である。ニジマスに比べて2倍ほど高いとのことで、このイベントだけの出血放流である。痛い。

大会は大物1匹の自己申告である。いつものように「80cm台の人」から始まったが勇気を出して申告する人はゼロ。

言えば優勝だが当然テンカラ界から永久追放である。冗談ですよ。ホントに思う人がいるので言っておかないと。

今回は60cmジャストで静岡市の八木さんである。ヤギさんはうめぇぇ。

毛バリは? 金柑毛バリに蛍光紫(ケイムラ)の何かをつけたものらしい。

トラウトガムで釣っている人もいるし、普通毛バリで釣る人もいてどの毛バリがいいかわからない。毛バリというより、入った場所に魚がいるかどうかかもしれない。

3位までが50cm台であった。今回は愛知、千葉、群馬から女性3名が参加したのでレディース賞。レディースにやさしいのは私の趣味。

 

 

今回に限らず、東京の佐々木 淳さんがテンカラファンが増えるようにと毎回、いろいろなサポートをしてくれている。

今回はたくさんのお菓子である。しかも、それを小分けにして何十袋も。このため参加者に潤沢に行き渡った。いつもありがとうございます。

冷たい雨でやや増水、しかもうっすら濁りのある午前中だった。しばらく毛バリを見ていないだけに魚がいれば口を使うが、水温が下がったためか、ハリ掛りが浅くバレる人が多かった。

午後は更に活性が下がったがいつも釣る人は釣るので経験の差が出たようだ。

今回、放流したアマゴは午後になって虫がハッチしたころ、ライズするようになった。神奈川の佐藤さんはライズしていたアマゴ7匹、すべてとったのこと。毛バリは16番。

愛知の安藤さんがライズしているアマゴをロングラインで狙っているのを土手の上から見る。

もっと前、もっと奥く、1m前などの声をかける。こちらからは見えるが安藤さんからは遠すぎて魚と毛バリの位置関係は見えない。

「もっと岸より」「1m前に毛バリを落として」というアドバイス。落ちた、食うぞ、食うぞ、そら食った。その一部始終が見える。

魚の30cm横を流れても食わないのに食い筋を流れれば一発で食う。食い筋を流すことがいかに大事かをあらためて確認したヒットだった。

土手からギャラリーの見ている前でヒットした安藤さんは、ホッとあんどした。あん?どうした?

毛バリケースの販売で19820円の寄付になりました。全額Water Aidに寄付します。ご協力ありがとうございました。