1ヶ月遅れの講習会

 

5/28(日)は私の事情で延期した寒狭川中部漁協の第2回目のテンカラ講習会。

今回は13名の参加。遠くは京都から参加された方も。

支流巴川の宝栄橋下流、毛バリエリアの150mが会場である。

この場所は連日、毛バリ(フライ、テンカラ)に攻められている。さらに鮎がすでに放流されていて、5/21には鮎釣りのためにアマゴ釣って上流に移すというアマゴの引っ越しがあった。

つまりアマゴが少なく、さらに鮎に場所をとられてイジケているアマゴを相手の講習会になった。

当初の4月末ならと思った次第である。私にあんなことがなければといたく(実際に痛く)反省。

 

 

テンカラは簡単である。ただし魚の活性があれば。

基本は3つ。

・狙ったところに毛バリを落とすキャスティング

・どこで出る(アタル)か、そのためにどこに毛バリを打てばいいか

・アタリはどんなものがあるか

この3つを短時間の間に説明し、デモンストレーションする。参加者13名の経験は様々なので、理解にも温度差があるのは仕方ない。

どうすることができないのは魚の都合である。魚が活性するかどうかは水温をはじめ様々な要素があり、魚の活性をコントロールすることはできない。

先週、むちゃくちゃ釣れた。今日もと、うきうきして同じ場所に入ったのにウンスン。一体、お前たちどうしたんだ?

こんなことはよくある話である。魚の活性ばかりはどうすることもできない。

そのようなわけで講習中に釣った人は少なく、全員がというわけにはいかなかった。

しかし、入門者、初心者の人はテンカラは楽しい、経験者からは奥の深さを知り、より腕をみがきたくなったとの言葉が聞けたのは、なにより開催してよかったことである。

なお、毛バリケースの販売で11000円になりました。全額Water Aidに寄付します。ご協力ありがとうございました。