第1回 寒狭川中部漁協テンカラ講習会

 

4/1(土)は第1回のテンカラ講習会。7名が参加。サポートは塩瀬ベースのメンバーの他に8名がサポートしてくれたので、マンツーマンの濃厚な講習会になった。

ところがどうした。

直前に参加者でアマゴを放流したのだが、まったく活性しないのだ。養魚場からいきなり川に入れられたら、しばらく毛バリを追わないことは承知。

だが今回は午後をまわり、夕方になっても毛バリに出ない。なぜなのか。翌日になれば活性するかも。

その確認のため急遽、新城に泊り、翌日も同じ場所で竿を出したが、4時間やってわずか1匹である。

魚がいない。いれば走る姿が見えるがまったくである。竹川副組合長が同所でペレットを撒いたが反応なし。

講習会のとき毛バリにほとんど反応がなかったのは降る性質をもったアマゴが多かったため、放流後、アマゴは群れをなして降ってしまったのではないかと思う。

長い経験の間に誘い合うかのように群れで降るアマゴたちを何度も見ている。

 

 

魚が少ないところで講習だったので、参加者でボウズの人が3名いたのはそのような理由である(としたい)。決して私の講習が悪かったわけではない。

講習では経験者も初心に戻り、プリントをもとに簡単な座学、竿のトラブル防止、川の歩き方などの基本の他に、覚えてほしい3つのことを。

キャスティング、毛バリの流し方、アタリについて親父ギャグ混じりで講習する。ギャグを思い出したときに技術もよみがえるようにしている。決して私がギャグ好きだからではない。

第2回目は4/29(土)である。次回こそ今回のようなことがないように、漁協も事前放流などを検討している。

次回はGWである。テンカラは藤の花の咲く頃から。まさにベストシーズンである。ぜひ多数参加されたい。

なお毛バリケースの販売で6000円の寄付になりました。全額Water aidに寄付します。ご協力ありがとうございました。