渓流釣りのすべて Vol.5  憧れのメジャーリバーへ

 

テーマは憧れのメジャーリバー

岐阜県石徹白川(いとしろ)の本流と支流を紹介した。名古屋から高速を使えば2時間。県内有数のメジャーリバーである。

源流は岐阜県と石川県にまたがる白山連峰である。九頭竜川に合流して、日本海に流れる。上流は国立公園なので水は清冽である。

ずっと以前、12月31日まで釣期があった頃からなので、石徹白にはもう40年近く通っている。紅葉の中で、初雪の中で釣りをしたこともある。

楽しませてもらっている石徹白なので、皆さんのお役に立てればと数年前、水洗トイレを寄付した。

本流、支流のほとんどに林道が沿っているので本流へ、支流へ、またC&Rの歴史の長い峠川C&R区間へ簡単に移動できる。

アマゴとイワナである。本来はヤマメ域であるが今から90年以上前、郡上のアマゴを放流した歴史がある。

以来、アマゴの放流が続き、石徹白川はアマゴ域となったが、本来のヤマメ域に戻す活動が進んでいる。

大雨で2回流れ、三度目はもう後のない9月26日。しかも増水の後の高水という条件の中での取材だった。

本流は尺アマゴ、尺イワナが期待できるので、この日はなんとか大物を。尺ものとおぼしき魚が竿を絞ったが増水した流れにもまれて惜しくも・・

本流のテンカラ、渓流のテンカラのタックル、毛バリの違い、釣り方の違いを紹介している。

石徹白川に行ってみたくなることうけあいである。機会があればぜひ手にとってほしい。