秋の芝川テンカラ交流会 大物多数

 

10/26(土)は恒例の秋の芝川テンカラ交流会2024。今回は57名とかってないほど参加。

例年なら富士山は冠雪しているが、今年は観測史上もっとも遅いようだ。

毎回、ゆる〜い大会を開催している。大物1匹の長寸、写真なし、自己申告、みんなでアタリバリを分け合う、釣り方を教える、ネットで掬ってやるという大会である。

今回は地元の扇谷さんが61cmで優勝。大物ハンターとして各地で大物を釣っている。

優勝の副賞はキジの剥製である。ある人が強制的に貰うことになり、それが私のところにまわって来て、どうしょうか?

そうだ優勝者に渡そう。ただ、また芝川に出てこないようにお願いして、強制的に副賞にしたものである。扇谷さんは「困ったなぁ!」

これをあらかじめ知っていた人は優勝しなくてよかった! 剥製は置き場に困るから。

今回、初めて優勝が60cmを越えた。これまで55cmが最大だった。仕掛け、取り込みテクニックが向上してきたからだろう。

大物はたくさんいる。フリーフィッシングで4時をまわったころに時合がきた。大物ハンターの渡辺さん、シマノフィールドテスターの大沢さん、安藤君が立て続けに60cmオーバーをヒット。

そこは大会中は20cmサイズ。散々流した場所でタカさんが55cm。時間がくればヒットするのだ。

大物ハンターの竿はシマノBGテンカラである。大物用に開発された竿で、この竿でなければキャッチするのは難しい。

芝川には自然繁殖、発眼卵から大きくなったヒレピンで、ピカピカのニジマスが30cmクラスに成長している。このサイズの引きは強く面白い。

私は講習や参加者のアドバイスで竿を出す時間がないが、今回は10分だけ竿を出した。30cmのピカピカが釣れて、これで十分である。

 

 

毎回、東京の佐々木 淳さんがいろいろな賞品を提供してくれる。今回はカップ麺や女性には高級シャンプーなど。佐々木さん、いつもありがとうございます。また参加者から提供された品々が参加者の手にわたった。

長野市から参加した山岸さんから、サプライズでTシャツがプレゼントされた。私の喜寿(77歳)の祝いのTシャツである。紫は喜寿の色とのことである。

さっそく着てみた。ピッタリで似合っているという声が。大事に着ます。78歳になったらどうしようか。背中に77+1と入れよう。

テンカラを始めて今年で50年になる。今年の暮れか来年初めに『テンカラ50年』(風詠社)を発刊する。自分史ではない。人に歴史ありで、誰にでもあることを書いてもつまらない。

人が経験することのないことや、役にも立たず、薬にもならない内容だけれどクスッとなる本にしたつもりである。発刊したらあらためて紹介。1500円+税。290ページで読みごたえあり。

なお、毛バリケースで11000円になりました。全額Water Aidに寄付します。ご協力ありがとうございました。