アメマスとニジマス

 

 

6月末、再び北海道へ。今回は阿寒湖周辺の渓流のアメマス狙いである。

アメマスとオショロコマは北海道だけにしかいない。アメマスは東北にもいるけれど、そういうことにしておこう。

「期間限定」「限定○○名様」に弱いいので、北海道限定となると、ひまんちゅでもあるので行ってしまう。

アメマスは下にグングン引くのが特徴である、黒鯛や真鯛の引きのようである。

そのことを忘れていて最初の一匹、モンカゲ毛バリをバスッと食った。バシャッと水を割る音がした。

アメマスが沈むのをまってザッと合わせる。竿はシマノBGテンカラ

合わせが決まった。ちょっと遊ばせたのが間違い。グングン潜られて岩の下に。どうすることもできず岩ですれてハリス切れである。潜られないようにという教訓をすっかり忘れていた。

アメマスはネットインするまで暴れるし、写真を撮ろうとしてもなかなか横にならない実に粘り強い魚である。

ニジマスはどれもヒレピンで餌をたっぷり食っているので太く、そのためパワーがすごい。

最初の引きは強く、まず横に疾走する。最初の疾走についていければまずとれる。何回かの疾走とジャンプをかわせば次第に引きは弱くなる。

ぐったりしたところをネットイン。写真を撮るときも何の抵抗もない。ここがアメマスと違うところである。

今回、3名で遊んだがいずれもBGテンカラである。しなやかでありつつ、パワーのある竿である。竿が魚の引きをあしらってくれる。

この竿でなければ北海道のワイルドな魚たちには太刀打ちできない。