科学する毛バリ釣り PDFに |
釣り仲間の高木さんが、拙書『科学する毛バリ釣り』をPDFにしてくれました。 1992年初版の本です。今から32年前に初版し、9刷まで伸び、25000部ほど出たのではないかと思います。すでに絶版。アマゾンで中古本が売られています。 テンカラを始めてからテンカラのあらゆることに好奇心がわきました。30代後半から40代の初めにかけてです。 アマゴが一瞬で毛バリをくわえて離す、いわゆる電光石火、またたく間の時間はどのくらいか? では測ってみよう。その結果、最短時間は0.2秒でした。 毛バリの歴史、語源、魚の毛バリの見え方、毛バリをくわえている時間、合わせのタイムラグ..... 次から次に知りたくなり、アイデアが出て、それを実現するパワーがその頃にはありました。今はそんなパワーはありません。 さまざまな実験や研究調査を1冊にまとめたものです。 もちろん本業の傍らです。このような研究や本を書いても大学研究者の業績にはならず、昇格にもなりません。 30年以上前のもので、紙も黄ばんでいます。古いですが、一読いただければ新しい。温故知新です。 毛バリについて、レベルラインについて、合わせについて....今、疑問に思うことは私の中では、この本で完結しています。 こんな本があったことを知ってもらえればと思います。 89MGあるのでスマホでは重いと思います。パソコンやタブレットなら大きな画面で読むことができます。 読んだからと言って腕が上がるわけではありませんが、テンカラについてより深く思いを巡らすようになり、テンカラライフを豊かにするでしょう。 廣済堂はすでになく、著作権は私にあるので、PDFにして公開してもいいだろうと思いアップしました。ダメであれば削除しますので、詳しい方がいれば教えてください。
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