涙の鬼無里講習会

https://news.yahoo.co.jp/articles/ecda1cedb79e7238cd8d00bc77621a8e62ed06e5

SBC信越放送 6/3 発信

 

6/1は長野市の鬼無里(きなさ)の講習会。

裾花川はメコン川だった。メコン川を見たことないが、タブンこんな色だろう。カフェオレにミルクを足したような色である。がっくり、これはダメだ。

ライブカメラとにらめっこ。前々日の大雨が前日には引き出し、水も澄んできた。現地からこれならできるの判断で催行決定になった。

しかし、その夜にまたまた大雨が降りメコン川になってしまった。水は10cm以上高い。

前日、漁協がイワナを放流した。澄んでいれば魚は見えるし、そこかしこで釣れたぁの歓声があがるのに(涙)

晴天、無風、ドライな澄んだ空気。この上ない日なのに(涙、涙、涙)

地元の信越放送TVが毛バリ巻きから解散までを取材した。私もインタビューを受けた。テンカラはこんなものと思われないように。気持ちはそこだけである。

この企画はMAMIZUの太田朋未さんによるものである。

SDGsとして環境にやさしいテンカラ、電子遊漁券(フィッシュパス)の普及、地元のおいしい食べものの3つを絡めた綿密な準備と実行によるイベントである。

長野県、長野市、観光協会、フィッシュパス、漁協を巻き込んだイベントである。

 

 

テンカラを体験してもらいたいので、講習会より体験会。28名の参加のうち経験者は数名で、あとはテンカラがまったく初めて。女性と子どもで半数である。

このため竿、仕掛けの貸し出しが24本である。これも太田さんが購入するなどしてすべて準備している。

毛バリ巻き、キャスティング、実釣はいつものコースであるが、肝心の実釣が(涙も涸れてきた)

天候と魚の気分は我々ではどうすることもできない。

気分をなおして「ふるまい」である。地元の名物、おやき、ニジマスの円揚げ(つぶらあげ)などなどが参加者にふるまわれる。

釣れなかったが参加者はこれだけで満足してくれたと思う。

おやきが美味い。とくにかぼちゃのおやき。こんなに美味いおやきを食べたことがない。

それと円揚げである。開いたニジマスを円くして骨までカラッと柔らかくあげ、絶妙に味付けしたものである。ニジマスがこんなに美味いとは。うーむ、考えなおさねば。

最後にスタッフの五味さんによるイワナの腹出しである。ハサミを使う利点、エラの取り方まで実演して参加者からプロの方?の声も。

釣りにならなかったことをのぞけば、参加者に満足してもらえたイベントだったと思う。

次は8/31(土)戸隠キャンプ場での体験会である。太田さんの奮闘が始まる。