午前中が釣れた木祖村講習会

 

 

恒例の木祖村テンカラ講習会(6月22日)には定員20名に対し、午前中23名、午後17名の参加だった。

毎回参加の方、おなじみのファミリー、初参加の人など。告知するとすぐに定員になってしまう人気の講習会である。

午前、午後ともそれぞれ毛バリ巻き1時間、実釣1時間の2時間コースである。講習会の前に木祖村職員と参加者によりアマゴ(タナビラ)を放流した。

サポートメンバーは私を含めて5名。サポートはボランティア。静岡、愛知、長野から駆けつけてくる。

今回は希望者にはウキテンカラでやってもらった。蛍光イエローのスポンジを毛バリの上、40cmくらいに巻きつけたものである。

放流魚と言えどもすぐには反応しない。それでも午前中は約半数の人がキャッチし、バラしたのも多数。しかし、午後の部では魚がスレてしまったためキャッチした人は数名、バラした人も少ない。

全員に釣って貰いたいがなかなか難しい。どうしても魚がスレていない午前中の方が釣れるのは仕方ないことである。

講習会が終ってしばらくして参加した地元の子どもたちがテンカラで結構釣っている。魚も静かになれば毛バリを追うようになる。

笹川のこのエリアは7月末までテンカラ優先区である。持ち帰りは1日5匹まで。ルールを守って皆が楽しめるようにしたいものだ。

今頃、餌師がどっと来て持ち帰っているだろう。1回5匹だろうと、何回もクーラーに入れる餌師もいる。欲にはきりがない。テンカラ専用区ではないので釣りはできるが、匹数は守ってほしいものだ。