豊田市内にある野原川。ここは仕切りのない約2kmの渓流で、1日3000円で指定した場所に20cmクラスのニジマス8匹を放流してくれる。
指定した場所以外でも釣り人がいなければどこで釣ってもいいので、残りマス狙いの人もいる。
ときどき自然繁殖や上流の稚魚放流から大きくなったアマゴも釣れる。
オフには目的をもって毎年1〜2回は行く。今回は8匹放流して何匹釣れるか調べるためである。例年4〜5匹は釣れる。
今回も6〜7mの瀬に8匹放流した。居つきはおらず下流に下らないのでここには8匹である。
10分ほどで金柑で1匹。その後、写真のクロカワモドキで2匹。その後、白や黒毛バリ、モップ、いろいろ換えてもウンスンでなる。早くもスレたようだ。
お昼で1時間休ませた後、金柑でもクロカワモドキでもウンスンである。
ではと、バッタをつけた。バッタバッタと釣れるかと思ったが、1匹でバッタりアタリが止る。
養魚場育ちなのでバッタなど見たことないのに、なぜ餌とわかるのか。
今度はクロカワモドキにする。ウンスンである。
それならと同じサイズの本物のクロカワ虫をつける。一発である。しかも飲み込んでいる。クロカワ虫など養魚場で見たことないのに。
それではとモドキでやるがさっぱりである。偽のクロカワモドキと本物は見た目そっくりと思うが、魚はどこで見分けているのだろうか。
あるいはクロカワには私たちにはわからない匂いがあるのか。
見たことのないバッタが餌とわかるのも不思議である。
本能と言ってしまえばそうなのだろうが、違いがわかる理由を知りたいものである。わかればバッタバッタの毛バリができるハズ。 |