その後、プールでキャスティングを説明した後、実釣である。
よく釣る人、なかなか釣れない人の違いはアタリが取れるかである。
くわえてスズッと持っていくアタリはわかるが、くわえてすぐ離すのがいて、このとき、わずかに手にコツッと来たり、かすかにラインがふける。
これがとれるかどうかである。いったん、これがわかると一気に釣れ出す。講習中、多い人で10匹以上釣るようになる。
対岸はルアーの人たちである。なんでそんなに釣れるのか?と聞きにくる人もいる。
ルアーとはまったく違うフワフワ漂う毛バリに興味をもち、なんだかな?とくわえるのではないかと思う。
お父さん、お母さんのヒットした魚を子どもが掬い、今晩、焼く?それともムニエル?などの会話が生まれるファミリー参加はほほえましい。
日頃ルアーの人にはテンカラが面白く、よく釣れることに驚く。
モップ毛バリで釣れること、アタリの多様さと合わせの難しさ、それとヒットしてからのべ竿ならではの取り込みの面白さである。
ルアーも楽しいが、テンカラはよく釣れる釣りであること、ルアーの良し悪しに依存しないシンプルな釣りだからこそ面白いことを少しでも多くの人に知ってほしい。
3/17は第3回講習会だがすでに定員10名一杯である。
次は来シーズン。私が生きていて元気であればあると思う。
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