然別湖のテンカラ

 

 

帯広の安藤さんの誘いで北海道でテンカラ

音更川(おとふけ)に限らず北海道の川は真っ平らでポイントからポイントまで遠い。あぁシンド。

すでにドライの季節とのこと。

10番のエルクヘアカディスをガッポリ食ったのは47.5cmのニジマス。BGテンカラ、ソフティライン3.6m、ハリスナイロン1.5号。

掛けてから取り込みまで3分以上かかったのでは。やりとりしながら30m下った後、最後は安藤さんが掬いの神でネットイン。

腹が太い。餌をたっぷり食っているパワフルなニジマスだった。

目標は50アップだったが十分、満足

2日目は然別湖(しかりべつこ)へ。ミヤベイワナ(オショロコマの亜種)がいることで有名。

4時半出発、6時着。掛りの方の案内を聞く。この時期はミヤベイワナは湖の底にいて釣れるのは奇跡とのこと。

ボートを牽引してもらって対岸へ。ボートで湖畔を流すが、安藤さんも初めてとあって勝手がわからず右往左往。

ボートからBGテンカラを振る。毛バリはエルクヘアの10番バーブレスである。然別湖ではテンカラは珍しいようだ

湖水は限りなく透明でゴミ一つ落ちていない美しい湖である。晴天、無風の最高の日となった。

バシャ! 食ったと思えはウグイである。そういえばカケアガリにいるのはウグイと言ってたな。

そこで陸に上がり湖畔に垂れている枝の下を狙う。これが卓球、ピンポン。枝の下で回遊しているニジマスが毛バリをパコッとくわえる。

枝から落ちるアリなどを待っているのだろう。

私が38と35のニジマス、安藤さんが50のニジマスと30のサクラマスで終了。

3日目は帯広在住の大塚さんの案内でオショロコマ釣りへ。

オショロコマは何度も釣っているが北海道にしかいないこと、体側に散りばめられた朱色のドットが美しい。

いかにも日本の魚という趣が好きで案内をお願いした。

ウキテンカラである。少しでも掘れているところからまず出るので面白い。腹が膨れていてカチカチである。餌で腹いっぱいなのだ。いくつか釣って写真を撮って終了。

再びニジマス狙いの予定が上流で大雨が降ったようだ。音更川はカフェオレからすぐにレンガ色になり釣りは無理。

うん? なにか匂うぞ。堆肥の匂いだ。川は堆肥汁なのか。牧場が無数にあり、そこからの堆肥や牧場の匂いのようだ。これで魚が大きくなるのか。栄養満点。そんなことはないだろう。

その後、大塚さんの友人の二瓶さんが合流して自分たちのフィールドへ案内してくれ、ニジマスを釣って今回の釣行は終了。

まだまだ北海道でテンカラをする人は少ない。ぜひ帯広でテンカラを普及させてほしいと思う。帯広の星、スター、星屑、流れ星.......に。

ひまんちゅなので第2回目は6/24から阿寒湖に行く予定。阿寒湖なので良い子でいなくては。