爆釣の秋の芝川テンカラ交流会

 

 

10/25(土)の秋の芝川テンカラ交流会は、曇りときどき小雨にもかかわらず45名が参加。

遠くは海の向こうはアメリカ・アリゾナからジョンさん。西は奈良・京都、東は埼玉、北は長野、南は駿河湾の深海魚の参加である。

毎回、大物を釣る埼玉の渡辺さん、DVD「数か尺ものかテンカラ新戦術」の高橋さん、River Peakテスターの小次郎さん、魚〜ずマン、やかんちゃん(女性)などネットでおなじみの人の参加があった。

各所で、会いたかった、教えてください、一緒に写真を、毛バリください、できたらお金もの声が。

2日前に富士山の初冠雪があったので、晴れれば青空に白い頂きの富士山がみえたのに、こればかりは仕方ない。

トコローガ、ある団体が供養とのことでなんとトン単位(3トンとの話も)でニジマスを大量放流したので、川の中はニジマスだらけで魚たちが右往左往している。それも30〜50cmサイズである。 なかにはぶつかりあって脳しんとうを起こしたニジマスも。

私は大物釣りを初体験する人6名に講習。大物用の竿のない人には貸与。

ハリスは1.5号、最低でも1.2号にしてもらう。毛バリはバーコードステルスの12番を参加者に配る。毛バリの上15cmくらいにガン玉B〜3号を1つ。

放流されて日がたっているので、魚も川虫などを食っているのでテンカラ毛バリで十分という考えである。

釣り方、合わせ、取り込みをレクチャーする。レクチャーは1分たたずに2匹。ただ、すぐにバレてオートリリ−ス。バレた魚が元に戻るのでこれがホントの「オートバックス」

すぐにバレるのは何度もハリにかかり、毛バリを警戒しつつ、チュッと口先だけでくわえるからだろう(タブン)

 

 

釣れる、釣れる。かってこんなに釣れた交流会はない。今日初めての人でも6匹キャッチしてバラシが5匹とか。初めてでもっと釣った人も。

供養で放流したとのことなので、いいことをしたと思うかもしれない。しかし、魚にしてみればハリに掛り、ぐったりなるまで引き回される。

さらにギュッと掴まれ、場合によっては岸にズリ上げられ、なんでこんなところに放流したのだ、これが供養か(クるしいヨウ)と思ったに違いない(タブン)

例によって自己申告のゆるーいふんどしルール(ゆるふん)なので、金が見えたのは今回も埼玉の渡辺さんで63cmのダントツである。

2位は静岡の西川さんの55cm。レデース賞は豊橋の村上さんの50cmだった。

渡辺さんには座椅子を「ドイツ製のバイス」です。「ドイツではこれをバイスと言います。おめでとうございます」と座椅子をギャグで贈った。

初めはこんなの貰って困ったなぁと思ったらしい。トコローガ、家で座ってみたら座り心地がいい。

これならいい毛バリが巻けそうで、よかったと連絡が。さすがドイツ製である。人間工学に基づいた設計とのことである。

毎回、東京の佐々木 淳さんから多くの賞品提供がある。いつもありがとうございます。また協賛社のシマノ、フジノラインからの賞品提供、さらに参加者が持ち寄ったさまざまな品が参加者に行き渡った。

今回、漁協から昼食に「紅冨士」というブランドニジマスの提供があった。紅冨士というように真っ赤でトロンとした甘い身は、言われなければこれがニジマスとは思えない美味しいものだった。

来年、3月末も春の交流会を予定している。生きていて、元気であればであるが、腰の調子が悪く、手術することになるのでその頃の調子いかんである。イカンかもしれない。

それよりも、この大量の魚が春の交流会まで果たして残るだろうかと、そちらも心配している短い秋の夜である。1ヶ月前は真夏だったのに。